当社IRページを訪れてくださりありがとうございます。
私たちミラティブは、「わかりあう願いをつなごう」というミッションを掲げる会社です。
日常の会話から創作の発信、あるいは私がいま読み手を想像しながらキーボードを叩いていることを含め、人のあらゆるコミュニケーションには何らかの「願い」がこもっている、と考えます。
しかし、それは時に届かず、これだけテクノロジーが発達した現代においても、人類はなかなかわかりあえていません。
私たちミラティブは、ビジョン「好きでつながり、自分の物語が生まれる居場所」のもと、人の持つわかりあいたい願いと願いをつなげていきます。
私自身が幼少期から音楽やゲームといった趣味・「好きなもの」を通じてインターネットで多くの人とつながり、そこは居場所となり、人生を豊かにしてもらってきました。
個々人が持っている願いを尊重しながら、それらをつないでいくことで、人と人が「わかりあえた」と感じられる瞬間を少しでも増やしていく――その連続が、社会の幸せの総量を増やすことにつながると信じ、私たちは事業運営を行っています。
主力事業「Mirrativ」は、ゲームを通じて人と人をつなぎ、日本最大級の配信者数を持つゲーム配信アプリです。
スマートフォンの画面を「ミラーリング」し、自分の物語「ナラティブ」を語ってもらう、という提供価値が、「ミラティブ」という社名の由来となっています。
展開中の新規事業群では、「All for Streamers」というコンセプトのもと、世界中の「配信者」を顧客に、配信者と視聴者のつながりをより豊かにする複数の展開を行っています。
また、当社では、「語りわかりあう会社」という企業コンセプトを立てています。
社会や顧客のわかりあう願いをつなぐことをミッションとする会社として、当社の行動理念は「わかりあおうとし続ける」と定めており、まず私たち自身が社内でもステークホルダーに対しても常にわかりあおうとする姿勢を持つことを大切にします。(実践にあたっては、「わかりあおうとし続けるガイドライン」を社内で定め、運用しています)
発信においても、私たちの物語を自分の言葉で語り、それが届き、願いがつながった時に、相手は顧客(ユーザーや取引先)や構成員、そして新たな株主になってくださる、という考え方で行ってまいります。
結果として、この発信と共感/共鳴の輪を大きくしていき、当社が関与することにより増す付加価値を顧客・構成員・株主の皆さまとわかちあいながら、わかりあう願いがより多くつながる社会の実現を目指してまいります。
わかりあおうとし続ける意志を持って、株主の皆さまにも向き合ってまいりますので、ご支援・応援をいただきながら、ともにミラティブの物語を紡いでいければ幸いです。
2025年12月18日
代表取締役CEO赤川 隼一